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京都 寺 匠の京ブログ ぶらり一人旅 京都 寺
ステンレス製屋根に新調へ 京丹波町の無動寺・観音堂
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作成日時 : 2007/09/13 08:40
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京都府京丹波町粟野にある無動寺の観音堂=同町指定文化財=で、屋根の改修工事がこのほど、始まった。1992年にふき替えたかやぶき屋根が老朽化したためで、瓦型ステンレス製屋根に新調される。(京都新聞電子版から引用)
昔、日本の家屋に良く使われた茅葺屋根。 現代では、その良さを知っているものか、もしくは保存の為に残しているものでない限り、田舎へ行ってもほとんど見られなくなってきました。
この茅葺屋根、「茅」と言うのは「アシ、ススキ、チガヤ」などの植物のことで、これらを使って家屋の屋根に「葺く」もので、「茅葺」もしくは「茅葺き」などと表現します。有名なところでは、「世界遺産」に登録されている岐阜県は「白川郷」。ここの「五箇山の合掌造り集落」が知られとりますな。^^
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実は私の知人に「茅葺屋根職人」がおりまして、その知人に話を聞くと、大体30〜40年ほど持つと言う「茅葺」なんどすが、記事になっている「無動寺の観音堂」の屋根は1992年に葺き替えてたったの15年しかもっていない計算になります。
これってどういうこと?
と知人に聞くと、実は「茅葺屋根」というは、「囲炉裏」や「かまど」などの「薫蒸(くんじょう)作用(いぶすこと。いぶって煙が立ちのぼること)」による、防虫・防カビなどの作用によって長持ちすると言うもので、お寺の建物のように、普段人があまり出入りをせず、「囲炉裏」等々がないような家屋の場合には、長く持たないケースがある、と言うものどした。
昔の人たちは、元々「薫蒸(くんじょう)作用」と言う効果を知っていたのか・・・どうかは解りまへんが、生活の中から生まれた偶発的な副産物だったのかもしれまへん。
今回「無動寺の観音堂」の屋根は、「瓦型ステンレス製屋根」に変わってしまいますが、これでも50年間ほどしかもたないと言うことどす。しかも景観があまり宜しくおまへん。残念。
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